私の過去の経験から、
「どうしようもなくつらいことがあったとしても、まずは目の前のことをやっつける。」
これが奈落の底に突き落とされた自分を浮上させる一番の方法だと思われます。
ぼろぼろ泣きながらでも、とにかく今しなければならないことをする。
掃除、洗濯、料理、子どもの送迎、仕事など。
幸か不幸か、立ち止まることを許されない妻・母・嫁の立場にあるので、
嫌でも吊り上げられるような気がします。
ご心配をおかけした皆さま、また復活できました。ありがとうございます。
では、今年のひな祭りの様子を。
市が企画された10時からの親子イベント、『ひな祭りに抹茶を』にまず参加しました。
裏千家の先生がお茶を点てる体験を通して、正座や歩き方などのお行儀を教えてくださいました。
さぞやお堅い、厳格な雰囲気のお茶会だろうと思いきや、一人ひとり丁寧にご指導くださる、素晴らしい先生でした。
ダメなことはダメとはっきりおっしゃいますが、30人以上いた子どもたちみんなに語りかけ、ほめてくださっていました。
KIRAもはりきってお抹茶を点てていました。

お湯が冷めてしまっていたけど、上手に点てられました。

ちなみに私は泡がぼこぼこでした。まずかった〜!(爆
12時に終わって、そのまま大急ぎで守山の佐川美術館へ。
ブライアン・ウィリアムズ氏の絵画展が開催されていて、3日の13時からは氏のギャラリートークもあることを新聞の折込で知ったのです。
KIRAに聞いてみると「行きたい!」と即答だったので、過密スケジュールでしたが出かけることにしました。
全く同じ風景を平面と曲面で描き、並べて展示してあるものもありました。素人にも違いが分かりやすかったです。
KIRAはギャラリートーク中にお話されている氏を絵に描いて、最後にプレゼントしていました。
トーク終了後にサイン会もあったのですが、ブライアン氏はKIRAを一番に呼んで、美術館発刊の氏の書籍にサインをして、プレゼントしてくださいました。
それがこちら。↓

〜 KIRA キミもまた一人のアーティストだよ ブライアンおじちゃんより 〜
感動しました。
サーシもこういう器を持った人だからこそ、これだけの地位を築けるんだろう、と感心していました。同感です。
ただ、サインは美術館発刊の書籍類を購入したものにしかしていただけない決まりで、ブライアン氏が突然「この本をKIRAにプレゼントするよ!」と言われた時は、横で美術館員さんたちが慌ててました。(笑
美術館の収入に関わるものね。すみません。^^;
でもおかげで、小さな女の子に大きな夢と希望を与えてくださいました。感謝しています。
館員さんに「(本がタダになるかわりに、)展示会のことを周りの方にも宣伝してください。4月8日までやってますんで!」と言われました。
ちゃんと宣伝しましたよ〜。(笑
本当にありがとうございました!!
そして今日。4日は2011年度最後のまなびじゅくがありました。
今回はハンガリー出身の藤田アニコーさんに、ハンガリーのことやエコのことをお話していただきました。
そして食用廃油・ジャムの空き瓶・使わなくなったクレヨンなどを利用して、エコキャンドルを作りました。
時間がずいぶんおしてしまって、参加者のキャンドルの液が足りなくても片付けにかかり、なんとか終了させようとするスタッフの皆さんの中で、アニコーさんだけは「黄色(のキャンドル液)をほしい子もたくさんいるから」と言って、最後の最後まで油をあたためながらクレヨンを刻んで、キャンドル液を作ってくださいました。
時間を守ることは大切です。
特に場所を借りている場合は時間厳守です。
でも、その10分・15分で、子どもの満足度が大きく違ってくることを、アニコーさんはご存知なのでしょう。
昨日のお茶の先生に続いて、今日もまた、子どもの心に寄り添ってくださる、素晴らしい先生に出会いました。
KIRAも最後に黄色を足してもらって、とても喜んでいました。
満足げなショットはこちら。↓
二日間で、裏千家の岬先生、曲面絵画のブライアン氏、えこらのアニコーさん、と
親の私も尊敬できる、素晴らしい方々に出会うことができました。
ほんの少し前は真っ暗闇に感じた世界に、こんなに光がいっぱいのあたたかい出会いがあるなんて!
ただもう、感謝、感謝です。